14
骨髄像(マルク)
採取量
提出量
塗抹標本3枚以上、 末血標本2枚
容器
保存方法
検査方法
ライト・ギムザ染色
基準範囲
実施料
812点
判断料
125点 (血液学的検査判断料区分)
所要日数
7~14日
備考
「骨髄像依頼書」を添えてご提出下さい。依頼書には臨床所見等をご記入下さい。
検体安定性
臨床意義
血液細胞は骨髄で産生されているため、貧血や多血症のほか白血病等の血液疾患では、 末梢血だけでなく、骨髄穿刺した検査が必要である。 検査項目としては有核細胞数、骨髄像、染色体・遺伝子検査、および細胞表面マーカーなどが行われる。 骨髄像では白血球は骨髄芽球やリンパ芽球、赤血球は前赤芽球、 血小板は骨髄巨核芽球にそれぞれ成熟したところから光学顕微鏡による観察が可能であり、 細胞の分類比率や形態学的な異常を調べる。 特に、白血病に関しては、異常な白血病細胞の種類や分化の形態的異常を速やかに報告することが求められ、 治療経過観察上からも繰り返し検査される。
関連項目
血液像 造血器悪性腫瘍検査