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集卵
採取量
提出量
糞便親指頭大
容器
保存方法
検査方法
浮遊法/沈殿法
基準範囲
(-)
実施料
15点
判断料
34点 (尿・糞便等検査判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
検体安定性
臨床意義
寄生虫感染では糞便に虫体の片節が排泄される場合もあるが、 卵を検出して診断する。産卵数の多い回虫では直接塗抹法で検査する。 スライドガラスにマッチ棒軸頭大の便を取って、 水1滴を加えて混和した後にカバーガラスをかけて、顕微鏡で観察する。 産卵の少ない鉤虫、東洋毛様線虫の場合は、集卵法を用いる。試験管に便を取って 生理食塩水を加えて撹拌する。エーテルを添加して遠心することで脂溶部分を 除くとともに浮上層、上清を除いた沈渣を観察する。
関連項目
蟯虫卵(セロテープ) 虫卵(塗抹)