総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
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ベンス・ジョーンズ蛋白同定(BJ蛋白同定)
- 採取量
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- 提出量
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尿 : 10.0 mL
- 容器
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28 尿一般容器
- 保存方法
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冷
- 検査方法
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免疫固定法
- 基準範囲
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- 実施料
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201点
- 判断料
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144点 (免疫学的検査判断料区分)
- 所要日数
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4~6日
- 備考
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- 検体安定性
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- 臨床意義
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多発性骨髄腫などでみられるM蛋白やベンス・ジョーンズ蛋白を検出同定する検査法である。
また同様な検査として、微量なM蛋白の検出に有効な免疫固定電気泳動もある。
方法は寒天ゲルを支持体にして、試料孔に入れた検体を電気泳動し、次いで泳動方向に沿って細い溝を作る。
抗血清を入れて拡散させると抗原抗体反応により、沈降線が形成されるので染色して観察する。
抗血清の使い分けにより、M蛋白やベンス・ジョーンズ蛋白の同定ができ、また正常検体の沈降腺と比較することで、
各種蛋白の増減も推察できる。