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銅(Cu)
採取量
血液 : 1.5 mL
提出量
血清 : 0.5 mL
容器
保存方法
検査方法
3.5-DiBr-PAESA法  
基準範囲
78~131 μg/dL
実施料
23点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
検体安定性
臨床意義
血清銅は、その95%がセルロプラスミンと結合し、5%がアルブミンとゆるく結合している。 血球に含まれる銅の値はほぼ一定しているため、血清銅値は全血銅の変動をよく反映し、 また、セルロプラスミンの変動も反映する。血清銅値が高くなる疾患としては貧血、胆道疾患、 感染症などがある。妊婦や経口避妊薬服用者でも高値となる。低値となる疾患としてはウィルソン病、 本能性低色素性貧血、低タンパク血症をきたす疾患等がある。銅欠乏症状・所見があった時は、 血清銅、尿中銅、血清セルロプラスミンを測定する。
関連項目
セルロプラスミン(Cp) 鉄(Fe) 銅(Cu)(尿)