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血清補体(CH50
採取量
血液 : 2.0 mL
提出量
血清 : 0.4 mL
容器
保存方法
凍(-20 ℃以下)
検査方法
Mayer変法
基準範囲
30~46 CH50/mL
実施料
38点
判断料
144点 (免疫学的検査判断料区分)
所要日数
3~4日
備考
採血後、速やかに遠心分離し、血清を直ちに凍結(-20℃)して下さい。同時に他の項目の検査がある場合は、必ず別にして「血清補体価」は単独にて検 体をご提出下さい。
検体安定性
臨床意義
CH50の変動は、不活性化因子の増減、補体成分の合成・消費、遺伝的異常などによって起こる。 補体価が上昇することは臨床的にはあまり重要な病態ではない。 低補体価はSLE、糸球体腎炎、肝硬変、敗血症、クリオグロブリン血症、遺伝的欠損で認められる。 極端な低補体価はSLEか重症の肝硬変の場合が多く、SLEでは疾患の活動性と比例して低下し、寛解期に入ると上昇する。
関連項目
C3 C4 抗核抗体(ANA)