821
HIV-1抗体《確認試験》
採取量
血液 : 2.0 mL
提出量
血清 : 0.6 mL
容器
保存方法
検査方法
ウエスタンブロット法
基準範囲
陰性(-)
実施料
280点
判断料
144点 (免疫学的検査判断料区分)
所要日数
4~7日
備考
検体提出量は、スクリーニング検査(CLIA法)および確認試験(ウエスタンブロット法)の両方を行った場合の必要量です。
【検体の取り扱い、および依頼方法】
  • 同一検体で他項目との重複依頼は避けて下さい。(単独検体)
  • 必ず指定容器(容器番号66、3mL容量)で約2mL採血後、遠心機にかけ、そのまま冷蔵保存でご提出下さい。
  • 患者名にはイニシャルまたはID番号をご使用下さい。
  • スクリーニング検査(CLIA法)で「陽性」を呈した場合は、ウエスタンブロット法による確認検査をお勧めします。
検体安定性
臨床意義
HIV(human immunodeficiency virus)感染のスクリーニング検査としてHIV抗原・抗体が用いられる。 陽性の疑いのあるときに特異度の高いウェスタンブロット法でHIV-1抗体の確認試験を行う。 ウイルス感染から検出できるまでの期間をウィンドウピリオドといい、HIV-1 RNA定量は抗体検査に比べ早期にかつ特異性高く 検出できるので、確認試験や輸血製剤の検査に用いられている。
関連項目
HIV抗原・抗体《スクリーニング》 HIV- 1 RNA定量《TaqMan PCR法》