総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
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クラミジア・トラコマチス抗体IgA&IgG
- 検査方法
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EIA
- 基準範囲
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判 定 | カットオフ・インデックス |
陰 性(-) | 0.900 未満 |
判定保留(±) | 0.900 ~ 1.099 |
陽 性(+) | 1.100 以上 |
- 実施料
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200点
- 判断料
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144点 (免疫学的検査判断料区分)
- 所要日数
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4~6日
- 備考
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- 検体安定性
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- 臨床意義
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クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)感染症は性行為感染症(STD)のひとつで、
尿路、生殖器、眼などに感染する。検査法は患部から擦過検体、尿中の抗原、血液中の抗体測定が行われる。
抗原検査にはポリメラーゼ連鎖反応(PCR:Polymerase Chain Reaction)法で
目的の菌や細胞に特異的なDNA断片を数百万から数千万倍に増幅させて、
検出する方法で、感度と特異度がともに高い。抗体は抗原検査用の検体採取が困難である場合や、
妊婦のスクリーニング検査として用いられ、IgGまたはIgA抗体をEIA(酵素免疫測定法)法で検査する。
EIAは抗原または抗体を貼り付けて固定し、次いで被検検体を反応させできた複合物に、さらに酵素標識抗体を加え、
その酵素による基質反応を発色として捉え、定量的に測定する方法である。