1281
TdT活性(ターミナル・デオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼ活性)
採取量
提出量
ヘパリン加血液 : 5.0 mL (容器①)
または 骨髄液 : 1.0 mL (容器②)
容器
保存方法
検査方法
間接蛍光抗体法
基準範囲
陰性(-)
実施料
250点 
判断料
125点 (血液学的検査判断料区分)
所要日数
4~6日
備考
白血病又は悪性リンパ腫の診断、又は治療効果測定のために行った場合に算定。
検体安定性
臨床意義
TdT は一本鎖 DNA の 3' 水酸基末端にデオキシヌクレオチジル 3 リン酸を付加する核内酵素であり、 正常細胞では骨髄リンパ球の一部および胸腺皮質細胞の大部分に発現している。 また、腫瘍細胞においては、未分化のリンパ系腫瘍に TdT レベルの上昇が認められることから、 間接蛍光抗体法で染色して診断に用いる。
関連項目
B細胞表面免疫グロブリン 造血器悪性腫瘍検査