総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
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1495
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尿中アルブミン(随時尿)(クレアチニン補正)
- 検査方法
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TIA
- 基準範囲
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13.6 mg/g・Cr 以下
- 実施料
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102点
- 判断料
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34点 (尿・糞便等検査判断料区分)
- 所要日数
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1~2日
- 備考
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- 検体安定性
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2ケ月
- 臨床意義
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尿中アルブミンの測定は糖尿病などにともなう腎症の早期発見や治療経過の観察に有用である。
測定方法は化学的な発色反応を用いるのではなく、免疫グロブリンなどの測定と同一で
アルブミンに対する抗体を反応させてできる濁度から蛋白濃度として求める免疫比濁法(TIA法)である。
なお、随意尿の場合はクレアチニン値による補正を行う。
1日のクレアチニン排泄量は尿量に関わらず、ほぼ一定していると考えられている。
そこで尿中クレアチニンの値(g/dL)で除すると尿量で変動する尿中アルブミンを補正した値が得られる。