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ペプシノーゲン(PG)《CLIA法》
採取量
血液 : 1.0 mL
提出量
血清 : 0.3 mL
容器
保存方法
検査方法
CLIA
基準範囲
胃粘膜萎縮度判定基準
判定測定値
PGⅠ(ng/mL)Ⅰ/Ⅱ比
強陽性3+30以下    かつ    2.0以下
中等度陽性2+50以下    かつ    3.0以下
陽性1+70以下    かつ    3.0以下
陰性上記条件以外
実施料
判断料
所要日数
3~4日
備考
検体安定性
4週
臨床意義
ペプシノーゲンは、胃粘膜から分泌されるペプシンの前駆物質で、胃酸の働きによって蛋白質を分解するぺプシンになる。 胃の分泌部位によりペプシノーゲンⅠ(PGⅠ)とペプシノーゲンⅡ(PGⅡ)に分類される。 (PGⅠ)/(PGⅡ)比は、胃粘膜委縮の広がりとその程度、胃液の分泌機能、胃粘膜の炎症などの把握に有用で、 胃癌のスクリーニング検査やピロリ菌除菌効果判定などにも用いられる。
関連項目
ガストリン ヘリコバクター・ピロリ抗体 便中ヘリコバクター・ピロリ抗原 尿素呼気試験