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N-メチルホルムアミド
採取量
提出量
尿 : 2.0 mL
容器
保存方法
検査方法
GC
基準範囲
 mg/L
実施料
判断料
所要日数
5~6日
備考
繁忙期(4月~6月、10月~12月)の数日を除いて概ね5~6日で報告致します。[検体採取時期]採取日は連続した作業日の2日目以降。作業終了の2時間前に一度排尿し、その後は排尿せずに、作業終了後に採尿したものをご提出下さい。
検体安定性
4週
臨床意義
尿中N-ジメチルホルムアミドは、N,N-ジメチルホルムアミドが肝で代謝され排出したものである。 N,N-ジメチルホルムアミドは、アクリル繊維の合成と湿式紡績の溶媒、石油化学工業において、芳香族 化合物の抽出、アセチレンなどの留分から分離する抽出溶媒として利用される。暴露により、腹痛、下痢 、吐き気、嘔吐、顔面紅潮等を起こし、慢性中毒では、肝障害や体の痛みを生じる。N,N-ジメチルホルム アミドの暴露指標となる。
関連項目
2,5-ヘキサンジオン(2,5-HD) 馬尿酸(HA) メチル馬尿酸(MHA)