総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
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1644
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抗ガラクトース欠損IgG抗体(CA-RF)
- 検査方法
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ECLIA
- 基準範囲
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6.0 AU/mL 未満
- 実施料
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117点
- 判断料
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144点 (免疫学的検査判断料区分)
- 所要日数
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3~5日
- 備考
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- 検体安定性
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- 臨床意義
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IgGはヒト免疫グロブリンの75~85%を占め、その構造は2本のH鎖と2本のL鎖に加え、
H鎖の定常領域(Fc)297番目のアスパラギン残基に付く2本の糖鎖からなる。
糖鎖はガラクトースなどの糖から構成されて、白血球レセプターとの結合や補体活性に関わっていると考えられている。
リウマトイド因子はIgGのFc部分に対する自己抗体であり、特に、ガラクトースが欠損するIgGに対しては強く反応し、
RA患者においてガラクトースが欠損したIgGの存在が報告されている。
本検査は、RAの早期発見や病状の診断に有用である。