1793
膀胱組織抗原(BTA)
採取量
提出量
尿 : 2.0 mL
容器
保存方法
検査方法
ラテックス凝集法
基準範囲
陰性(-)
実施料
[220]点
判断料
所要日数
4~6日
備考
原則として採取後48時間以内の検体を用います。「悪性腫瘍特異物質治療管理料」としてのみ保険請求が認められます。
検体安定性
2日
臨床意義
膀胱癌細胞から分泌される酵素で膀胱上皮が破壊され、基底膜に含まれた成分が断片化する。 これらの蛋白断片から形成された複合体・膀胱腫瘍抗原(bladder tumor antigen: BTA ) が再発膀胱癌のマーカーとして有用である。
関連項目
塩基性フェトプロテイン(BFP) 尿中核マトリックスプロテイン22(NMP-22)