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頸管膣分泌液中癌胎児性フィブロネクチン(フィブロネクチン)
採取量
提出量
頸管膣分泌液 
容器
保存方法
検査方法
EIA
基準範囲
陰性(-)
実施料
204点
判断料
144点 (免疫学的検査判断料区分)
所要日数
3~5日
備考
検体採取は膣洗浄前に行って下さい。必ず専用の採取器具を用い、抽出・濾過検体にてご提出下さい。 検体中に精液が混入している場合は、その検体は使用しないで下さい。検体中に0.1%以上の血液混入が認められた場合、正確な結果が得られない可能性があります。
検体安定性
4週
臨床意義
頸管膣分泌液中癌胎児性フィブロネクチンは、絨毛膜トロホブラスト細胞で産生される胎児膜固有の蛋白であり、 絨毛膜や脱落膜の接触面及び羊水中に特異的に存在する。頚管粘液中や膣分泌物中には通常認められない。 卵膜の損傷や脆弱化、子宮収縮などで絨毛膜が損傷されると頚管内、腟内に流出する。 卵膜の異常を検知することにより早産の危険性を把握することができる。
関連項目
子宮頸管粘液中顆粒球エラスターゼ