総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
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赤血球表面抗原検査(CD55、CD59)
- 採取量
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血液 : 2.0 mL
- 提出量
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ヘパリン加血液 : 2.0 mL
- 容器
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10 ヘパリン容器
- 保存方法
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室
- 検査方法
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フローサイトメトリー
- 基準範囲
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CD55 66.0~92.0 %
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CD59 98.0~ %
- 実施料
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320点
- 判断料
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144点 (免疫学的検査判断料区分)
- 所要日数
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1~2日
- 備考
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- 検体安定性
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- 臨床意義
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発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH: paroxysmal nocturnal hemoglobinuria)では
PIG-A遺伝子に後天的変異を持った造血幹細胞がクローン性に拡大した結果、
補体による血管内溶血を主徴とする疾患である。
赤血球表面のCD55およびCD59は補体制御因子であるが、欠損すると補体の活性が亢進し溶血が生ずる。
モノクローナル抗体を用いた細胞解析と同様にフローサイトメーターで、欠損する赤血球クローンを検索する。