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HLA遺伝子型判定(DQA1)
採取量
血液 : 3.0 mL
提出量
EDTA加血液 : 3.0 mL
容器
保存方法
検査方法
PCR- SSP
基準範囲
実施料
判断料
所要日数
5~11日
備考
受付曜日:月~金曜日
検体安定性
臨床意義
ヒト白血球型抗原(HLA: Human Leukocyte Antigen)はヒト主要組織適合抗原のひとつで、 血小板を含むほとんどの有核細胞に存在するクラスⅠ抗原のHLA-A, B, C抗原と、 B細胞、単球、活性化T細胞などの限られた細胞上に発現するクラスⅡ抗原のHLA-DR, DQ抗原などに分けられる。 第6染色体短腕上に遺伝子が存在し、数万通りもの組み合わせになる。 骨髄移植や臓器移植において精査するほか、繰り返す血小板輸血では抗体を産生する場合があり、 HLA型の一致した血小板輸血のために行われる。検査法としては通常、血清学的あるいは細胞学的方法であるが、 詳細な解析や人類学的な研究目的では塩基配列を調べる遺伝子判定法がある。
関連項目
HLA型判定 A,B locus HLA型判定 DR locus