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e-GFR creat (糸球体濾過量推定値)
採取量
血液 : 1.5 mL
提出量
血清 : 0.5 mL
容器
保存方法
検査方法
計算法(日本腎臓学会)
基準範囲
90.0 mL/min/1.73m2 以上
実施料
判断料
所要日数
1~2日
備考
性別、年齢を必ず記入の上、血清クレアチニンと同時にご依頼ください。
検体安定性
臨床意義
腎機能の評価は、糸球体濾過量(GFR)によって行われている。GFR測定の基本はイヌリンクリアランス とされているが、測定が煩雑なため、臨床的にはクレアチニンやシスタチンCを用いた推算GFR(e-GFR) による参考値を報告している。シスタチンCは、血清クレアチニンが上昇する以前の腎障害で上昇する ため、早期腎機能マーカーとして有用。ただし、シスタチンCの値は、およそ3mg/Lを超えると腎機能の 低下とともに上昇しないと言われている。
関連項目
クレアチニン(CRE) 尿中クレアチニン 60・120分クレアチニンクリアランス(CREクリアランス) シスタチンC