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クレアチン
採取量
血液 : 1.5 mL
提出量
血清 : 0.5 mL
容器
保存方法
検査方法
酵素法
基準範囲
M:0.2~0.5   F:0.4~0.9 mg/dL
実施料
11点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
2~3日
備考
検体安定性
臨床意義
クレアチンはクレアチンリン酸となって、主に骨格筋に分布し、エネルギー貯蔵に関わっている。 クレアチンは食物からの摂取と体内合成される一方で、クレアチニンに代謝されて日々尿中に排泄される。 異常高値は筋ジストロフィ、多発筋炎、心筋梗塞、甲状腺機能亢進症などで認め、 異常低値は甲状腺機能低下、肝疾患のほか、グアニジノ酢酸メチルトランスフェラーゼ(GAMT)欠損症などである。 GAMT欠損は先天性代謝異常で、クレアチンの測定は鑑別診断に有用である。
関連項目
尿素窒素 クレアチニン