総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
- 検査方法
-
JSCC標準化対応法
- 基準範囲
-
4~44 U/L
- 実施料
-
17点
- 判断料
-
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
- 所要日数
-
1~2日
- 備考
-
溶血血清は高値を示す場合があります。
- 検体安定性
-
3日
- 臨床意義
-
アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)は代表的な肝機能の指標で、別名グルタミン酸ピル
ビン酸トランスアミナーゼ(GPT)とも呼ばれ、
細胞内の分布および主に存在する臓器はASTと同様である。血清ALTの活性上昇は、肝、胆道疾患、
特に急性肝炎のときに著明に見られ、これらの疾患の指標となる。ASTとALTの活性では、
急性・慢性肝炎ではAST<ALTで、肝硬変や肝癌ではAST>ALTの傾向が多くみられる。