348
LD(乳酸脱水素酵素)
採取量
血液 : 1.5 mL
提出量
血清 : 0.5 mL
容器
保存方法
検査方法
JSCC標準化対応法
基準範囲
120~245 U/L
実施料
11点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
溶血血清は高値を示す場合があります。
検体安定性
2日
臨床意義
乳酸脱水素酵素(LD)は、腎、心筋、骨格筋、脾、肝などほとんどの細胞に存在し、これら臓器 に障害が起こったり壊死すると、血液中に逸脱するため、血清中のLD 活性が上昇する。 血清中のLD 活性測定は、心筋梗塞、肝硬変、腎疾患、流行性肝炎ならびに悪性腫瘍などの 鑑別診断あるいは治療経過の観察に必須の臨床検査である。
関連項目
AST(GOT) ALT(GPT) LD(LDH)アイソザイム コリンエステラーゼ(ChE) γ-GT(γ-GTP) LAP(ロイシンアミノペプチダーゼ) 総ビリルビン アルカリフォスファターゼ(ALP)