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アルブミン(Alb)
採取量
血液 : 1.5 mL
提出量
血清 : 0.5 mL
容器
保存方法
検査方法
改良BCP法
基準範囲
3.8 ~ 5.2 g/dL
実施料
11点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
検体安定性
1ヶ月
臨床意義
アルブミン(Alb)は、血清総蛋白の50~70%を占める単一の蛋白であり、肝臓で合成される。 膠質浸透圧を維持するとともに、各種の物質と結合し、それらの運搬体として働いている。 日常の初期診療の基本的検査のひとつとして汎用される。栄養障害、ネフローゼ症候群、重症肝疾患、 各種炎症疾患や低栄養で低下し、脱水時には高値を示す。
関連項目
総タンパク(TP) 蛋白分画(キャピラリー) アルブミン・グロブリン比(A/G) コリンエステラーゼ