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 ハプトグロビン(Hp)
採取量
血液 : 1.0 mL
提出量
血清 : 0.3 mL
容器
保存方法
検査方法
TIA/薄層アクリルアミドゲル電気泳動法
基準範囲
1-1型 43~180 mg/dL
2-1型 38~179 mg/dL
2-2型 15~116 mg/dL
実施料
136点
判断料
144点 (免疫学的検査判断料区分)
所要日数
5~6日
備考
感度(10mg/dL)未満の場合は型判定ができません。
検体安定性
臨床意義
ハプトグロビンは、血液の遊離型ヘモグロビンと特異的に結合する糖蛋白質であるが、急性相反応物質でもあるので、 急性の炎症性病変の際に上昇する。減少は溶血性疾患での消費や肝実質障害がある。 なお、ハプトグロビンは1-1、2-1、2-2の三つの遺伝型があり、分子量もそれぞれ約10万、20万、40万と異なるので、 型判定を含めた測定が求められる。
関連項目
α1アシドグリコプロテイン α1アンチトリプシン CRP フェリチン 血清アミロイドA蛋白