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血小板第4因子(PF-4)
採取量
血液 : 2.7 mL (容器①)
提出量
血漿 : 0.3 mL (容器②)
容器
保存方法
検査方法
EIA
基準範囲
20 ng/mL 以下
実施料
178点
判断料
125点 (血液学的検査判断料区分)
所要日数
3~7日
備考
真空採血禁止。専用容器(テオフィリン、アデノシン、ジピリダモール、他入り)は、予めご依頼下さい。 なお、ジピリダモールは蛍光灯に48時間晒されると不活性化するため、 使用時までは遮光保存をお願い致します。
検体安定性
1ケ月
臨床意義
β-トロンボグロブリンや血小板第4因子は血小板の顆粒に含まれて放出されるので、血小板活性化の指標となり、 脳梗塞、DIC、深部静脈血栓症などで高い値を示す。なお、採血にあたっては、血小板を刺激しないように、 駆血帯を避け、20ゲージの太い針を付けたポリエチレン注射器を用いるなど、できる限りスムーズに採取する必要がある。
関連項目
血小板数(PLT) β-トロンボグロブリン(β-TG)