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17-ケトステロイド7分画(17-KS 7分画)
採取量
提出量
蓄尿 : 5.0 mL
容器
保存方法
検査方法
GC-MS
基準範囲
分画成分名男性(mg/day)女性(mg/day)
アンドロステロン1.1 2~4.710.22~2.78
エチオコラノロン0.43~3.230.10~2.39
デハイドロエピアンドロステロン2.92   以下1.49   以下
11-ケトアンドロステロン0.50   以下0.48   以下
11-ケトエチオコラノロン0.08~0.630.62   以下
11-ハイドロキシアンドロステロン0.39~2.040.19~1.17
11-ハイドロキシエチオコラノロン0.54   以下0.75   以下
実施料
213点
判断料
144点 (生化学的検査(Ⅱ)判断料区分)
所要日数
6~8日
備考
蓄尿時は冷暗所に保管して下さい。(保存剤による影響はありません)
検体安定性
4週
臨床意義
17-ケトステロイド(17-KS)は、アンドロゲン(男性ホルモン)の大部分を占めるC-19化合物のなかで、 ステロイド骨格のC-17位にケトン基を有する中性ステロイドの総称である。 17-KSに含まれるステロイド分画は、11-デオキシ-17-KSと11-オキシ-17-KSとの2つの分画群に大別さ れる。11-デオキシ-17-KSは主として、副腎および性腺由来のアンドロステロン(An)、エチオコラノロン (Et)、デハイドロエピアンドロステロン(DHEA)の3分画がある。11-オキシ-17-KSは、 副腎由来の11-ケトアンドロステロン、11-ケトエチオコラノロン、11-OH-アンドロステロン、 11-OH-エチオコラノロンの4分画がある。 3分画、7分画に分けて測定することによって、副腎皮質機能異常を各分画の値により明確に評価が可能。
関連項目
17-ケトステロイド3分画 副腎皮質刺激ホルモン コルチゾール デハイドロエピアンドロステロンサルフェート(DHEA-S)