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便中ヘモグロビン定量
採取量
提出量
糞便(専用容器)
容器
保存方法
検査方法
ラテックス凝集法
基準範囲
99 ng/mL 以下(参考値)
実施料
41点
判断料
34点 (尿・糞便等検査判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
検体安定性
臨床意義
消化管からの出血に由来する糞便中のヘモグロビンをヒトヘモグロビンに特異的な抗体を用い、ラテックス粒子を介した 凝集反応として検査する。健康診断などでは連続した2日間で採便して、検出率があがるように実施されている。 診療報酬点数では定性と定量検査が収載されている。 特異的な抗体を用いるため、検査に先立って肉食などの食事制限は不要であるが、従来行われていた化学法に比べ、 胃部などの上部消化管からの出血に関してはヘモグロビンが変性する可能性があり、注意を要する。
関連項目
便中ヘモグロビン定性 便中ヘモグロビン及びトランスフェリン