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MMP-3(マトリックスメタロプロティナーゼ-3)
採取量
血液 : 2.0 mL
提出量
血清 : 0.4 mL
容器
保存方法
検査方法
LTIA
基準範囲
M:36.9~121   F:17.3~59.7 ng/mL
実施料
116点
判断料
144点 (免疫的検査判断料区分)
所要日数
3~5日
備考
検体安定性
臨床意義
MMP-3は、プロテオグリカン、フィブロネクチン、コラーゲンなどを分解する酵素で、 関節リウマチ(RA)で早期から上昇する血中の関節破壊マーカーである。 関節リウマチ患者の関節液や血清中に高濃度のMMP-3が認められることから、 MMP-3がRAの発症に大きな関連があると考えられている。 リウマチ因子などの自己免疫検査やCRPなどの炎症マーカーと比べて実際の関節破壊の程度を反映するため、 病態の把握や治療効果の判定、予後予測等に有用とされる。 MMP-3は、発症後1年未満の早期関節リウマチでも高値を示し、変形性関節症、痛風、外傷性関節炎では高値を示さない。
関連項目
RF定量(リウマチ因子定量) 抗ガラクトース欠損IgG抗体CA-RF) リウマチ因子IgG抗体