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ナトリウム(Na)
採取量
血液 : 1.5 mL
提出量
血清 : 0.5 mL
容器
保存方法
検査方法
電極法
基準範囲
137 ~ 147 mEq/L
実施料
11点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
クロールと同時に測定した場合、実施料の算定はいずれか一方のみとなります。
検体安定性
1ヶ月
臨床意義
ナトリウムは生体にとっては重要な電解質のひとつであり、細胞外液に含まれる陽イオンの 大部分を占める重要な浸透圧活性物質で、血清浸透圧の異常を示す病態と一致する。血清ナトリウム濃度 は一定に保たれており、恒常性はナトリウムと水の代謝調節系により維持されている。尿中ナトリウム の排泄量は摂取量にほぼ並行して変動する。
関連項目
尿中ナトリウム クロール 尿中クロール カリウム 浸透圧(血液) マグネシウム(Mg) カルシウム(Ca) 無機リン(P) hANP(ヒト心房性Na利尿ポリペプチド) アルドステロン