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hANP(ヒト心房性Na利尿ポリペプチド)
採取量
血液 : 2.0 mL (容器①)
提出量
血漿 : 0.5 mL (容器②)
容器
保存方法
検査方法
FEIA
基準範囲
43.0 pg/mL 以下
実施料
227点
判断料
144点 (生化学的検査(Ⅱ)判断料区分)
所要日数
2~3日
備考
必ず血漿分離の上ご提出下さい。EDTA採血の場合は、ただちに分離の上、凍結保存して下さい。 「ヒト心房性Na利尿ポリペプチド」と「脳性Na利尿ポリペプチド」と「ヒト脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント」のうち2項目以上を いずれかの検査を行った日から一週間以内に併せて実施した場合、主たる1項目のみ算定できます。
検体安定性
3ケ月
臨床意義
hANP(ヒト心房性Na利尿ポリペプチド)は、主に心房で合成、貯蔵され血中に分泌される。 腎臓に働き利尿を促進すると同時に、末梢血管を拡張し血圧降下作用物質として働く。血液中のhANP 濃度は各種心疾患および腎疾患の程度を反映する。また、透析における体液量の管理指標となる。
関連項目
ナトリウム カリウム アルドステロン BNP