総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
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1414
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hANP(ヒト心房性Na利尿ポリペプチド)
- 検査方法
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FEIA
- 基準範囲
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43.0 pg/mL 以下
- 実施料
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227点
- 判断料
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144点 (生化学的検査(Ⅱ)判断料区分)
- 所要日数
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2~3日
- 備考
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必ず血漿分離の上ご提出下さい。EDTA採血の場合は、ただちに分離の上、凍結保存して下さい。
「ヒト心房性Na利尿ポリペプチド」と「脳性Na利尿ポリペプチド」と「ヒト脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント」のうち2項目以上を
いずれかの検査を行った日から一週間以内に併せて実施した場合、主たる1項目のみ算定できます。
- 検体安定性
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3ケ月
- 臨床意義
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hANP(ヒト心房性Na利尿ポリペプチド)は、主に心房で合成、貯蔵され血中に分泌される。
腎臓に働き利尿を促進すると同時に、末梢血管を拡張し血圧降下作用物質として働く。血液中のhANP
濃度は各種心疾患および腎疾患の程度を反映する。また、透析における体液量の管理指標となる。