1878
BNP(脳性Na利尿ポリペプチド)
採取量
血液 : 1.5 mL (容器①)
提出量
EDTA血漿 : 0.3 mL (容器②)
容器
保存方法
検査方法
CLEIA
基準範囲
18.4 pg/mL 以下
実施料
136点
判断料
144点 (生化学的検査(Ⅱ)判断料区分)
所要日数
2~3日
備考
必ず血漿分離の上ご提出下さい。 「ヒト心房性Na利尿ポリペプチド」と「脳性Na利尿ポリペプチド」と「ヒト脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント」のうち2項目以上を いずれかの検査を行った日から一週間以内に併せて実施した場合、主たる1項目のみ算定できます。
検体安定性
臨床意義
当初、豚脳由来のNa利尿因子として単離同定されたために、BNP(脳性Na利尿ポリペプチド)と呼ばれるが、主として心室から分泌される。 BNPはhANP(ヒト心房性Na利尿ポリペプチド)とともに、血管拡張作用や利尿作用により、体液量や血圧の調整に重要な役割をもつ。 健常人の血中BNPは極めて低いが、心不全の病態把握には重症度に応じて上昇するので汎用される。
関連項目
ナトリウム カリウム hANP(ヒト心房性Na利尿ポリペプチド) アルドステロン CK-MB(CPK-MB)