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尿中尿素窒素(UN)
採取量
提出量
尿 : 5.0 mL
容器
保存方法
検査方法
ウレアーゼGLDH法(アンモニア消去法)
基準範囲
7~14 g/day
実施料
11点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
検体安定性
臨床意義
尿素はタンパク質の終末代謝産物であり、肝臓で合成され腎臓から排泄される。 血中の尿素の量を表すのが血液尿素窒素であるが、これは蛋白摂取量、蛋白代謝量、腎機能の3因子 によって規定される。正常血清においては非タンパク質性窒素(NPN)の約50%を占めている。 主に腎を介して尿中に排泄される。しかし、腎機能が低下すると、血液中の尿素窒素を濾過・排泄 出来なく血中濃度が高くなるので、腎機能の指標として汎用されている。
関連項目
尿酸(UA) 無機リン(P) クレアチニン(CRE) 60・120分クレアチニンクリアランス(CREクリアランス) 浸透圧(血液) シスタチンC 蛋白定量 β2マイクログロブリン β2マイクログロブリン(尿) NAG活性(NAG)