総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
- 検査方法
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MPT-NAG基質法
- 基準範囲
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11.5 U/L以下
- 実施料
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41点
- 判断料
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34点 (尿・糞便等検査判断料区分)
- 所要日数
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1~2日
- 備考
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酸性蓄尿は不可
- 検体安定性
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7日
- 臨床意義
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NAG(N-アセチルβ-d-グルコサミダーゼ)はライソゾーム中に含まれる加水分解酵素で、前立腺と
腎、特に腎近位尿細管上皮細胞内に高濃度に存在する。分子量は13~14万と大きいので、血清中のNAGは
通常尿には排泄されない。尿NAGは主に腎疾患と糖尿病の診断に利用されている。初期腎症において、
試験紙法による尿蛋白が陰性の時期に、尿中NAGの上昇がみられている。また、腎障害、腎
移植後の経過観察、上部尿路感染の指標となる。