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ヘモグロビンA1c (HbA1c)(NGSP)
採取量
血液 : 2.0 mL
提出量
フッ化ソーダ加血液 : 2.0 mL
容器
保存方法
冷(凍結不可)
検査方法
ラテックス凝集法
基準範囲
4.6~6.2 %
実施料
49点
判断料
125点 (血液学的検査判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
EDTA加血液も検査可
検体安定性
3日
臨床意義
糖化ヘモグロビンであるHbA1c 値は血糖値の変化にともない変動する。 糖化ヘモグロビンは赤血球寿命(約120日)が尽きるまでその状態を保つため、 過去1~3カ月程度の平均血糖値を反映する。このことから糖尿病患者の経過観察の指標として用いられている。 なお、赤血球寿命の変化する病気(大量出血後、溶血性貧血、脾摘等)では理論値と合わないことや、 腎不全、アルコール中毒者、サリチル酸服用後などで高くなることがある。 NGSP値は国際標準値を表す。
関連項目
血糖 尿糖定量 グルコース負荷試験 血糖(負荷) インスリン C-ペプタイド(CPR)(血液) C-ペプタイド(CPR)(尿) C-ペプタイド(CPR)(蓄尿) 1,5-アンヒドログルシトール(1,5-AG) グリコアルブミン(GA)