697
ピルビン酸
採取量
血液 : 1.0 mL (容器①)
提出量
除蛋白上清 : 0.4 mL (容器②)
容器
保存方法
検査方法
ピルビン酸オキシダーゼによる酵素法
基準範囲
0.30~0.94 mg/dL (全血中)
実施料
47点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
3~5日
備考
採血後、直ちに正確に血液1.0mLを専用容器に加え、充分撹拌後3000rpm、5分間遠心分離し、 その上清をご提出下さい。
検体安定性
臨床意義
ピルビン酸は種々の代謝経路に関わる重要な化合物である。乳酸とともに測定されることが多く、 乳酸/ピルビン酸の濃度比(L/P比)は、ほぼ10:1に保たれる。ピルビン酸は、組織循環不全 の指標、組織酸化還元状態の推定、代謝障害などの精査に用いられる。
関連項目
乳酸 LD