1822
膵アミラーゼ(P-アミラーゼ)
採取量
提出量
尿 : 0.5 mL
容器
保存方法
検査方法
阻害抗体法
基準範囲
U/L
実施料
48点
判断料
144点 (生化学的検査(I)判断料区分)
所要日数
3~4日
備考
検体安定性
1週
臨床意義
アミラーゼの検査は、膵疾患の早期診断・経過観察に利用されるが、膵疾患以外の病態でも増加する ので、その際にアミラーゼアイソザイムの測定も行うと、由来臓器の推定ができる。 ヒト体液中には膵型(P型)と唾液腺型(S型)の2種類のアイソザイムが存在する。P型が膵臓に極めて 特異的に存在するのに対して、S型は唾液腺の他に、卵巣、肺、肝、小腸にも存在する。P型アミラーゼ 活性を求めるには、S型アミラーゼを特異的に阻害するモノクロナル抗体を用いる。
関連項目
血清アミラーゼ 尿アミラーゼ アミラーゼアイソザイム 尿中アミラーゼアイソザイム