総合検査のご案内 <All round Inspection Guide>
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母子血液型不適合(妻新)(Rh式血液型)
- 検査方法
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ゲルカラム遠心凝集法、クームス法酵素法
- 基準範囲
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- 実施料
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- 判断料
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- 所要日数
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2~3日
- 備考
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- 検体安定性
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- 臨床意義
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母親のRh式血液型がRhマイナスで、その母親の胎児のRh式血液型がRhプラスの場合、
出産時に胎盤の中に出血が起こり、胎児赤血球が母体に流入して、
Rh抗体(多くは抗D抗体)を産生することがある。
特に、第2子の妊娠では、この母親の持つ抗体が胎盤を通して胎児に移行し、胎児赤血球を溶血させる可能性がある。
本検査は、Rh式血液型における母子血液型不適合について、抗体の有無および抗体がプラスな場合には抗体価を測定し、
診断治療に用いる。