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母子血液型不適合(妻新)(Rh式血液型)
採取量
血液 : 15.0 mL
提出量
血液 : 10.0 mL (容器①)
および EDTA加血液 : 5.0 mL (容器②)
容器
保存方法
冷(凍結不可)
検査方法
ゲルカラム遠心凝集法、クームス法酵素法
基準範囲
実施料
判断料
所要日数
2~3日
備考
検体安定性
臨床意義
母親のRh式血液型がRhマイナスで、その母親の胎児のRh式血液型がRhプラスの場合、 出産時に胎盤の中に出血が起こり、胎児赤血球が母体に流入して、 Rh抗体(多くは抗D抗体)を産生することがある。 特に、第2子の妊娠では、この母親の持つ抗体が胎盤を通して胎児に移行し、胎児赤血球を溶血させる可能性がある。 本検査は、Rh式血液型における母子血液型不適合について、抗体の有無および抗体がプラスな場合には抗体価を測定し、 診断治療に用いる。
関連項目
ABO式血液型 Rho(D)式血液型 母子血液型不適合(旧)(Rh式血液型)