3773
ホモバニリン酸(HVA)
採取量
提出量
酸性蓄尿 : 1.0 mL
容器
保存方法
検査方法
LC-MS/MS
基準範囲
1.6~5.5 mg/day
実施料
69点
判断料
144点 (生化学的検査(Ⅱ)判断料区分)
所要日数
4~5日
備考
ホモバニリン酸濃度もご報告致します。 6N塩酸20mL(蓄尿1リットル当り)または市販の酸性蓄尿添加剤を加え冷所に蓄尿し、よく混和後、尿量測定の上、所定量をご提出下さい。
検体安定性
4週
臨床意義
ホモバニリン酸(HVA)は、ドーパミンとその前駆物質であるドーパの最終代謝産物である。 副腎等で産生される内因性ドーパミンの量を反映する指標である。 神経芽細胞腫、褐色細胞腫、交換神経節細胞腫等で増加、メラニンの前駆体ドーパが増加する急性黒色腫でも尿中排泄量が増加する。
関連項目
カテコールアミン3分画 遊離カテコールアミン3分画(尿中) バニリルマンデル酸 メタネフリン2分画 ドーパミン(総) 3-メトキシ-4-ハイドロキシフェニルエチレングリコール