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尿沈渣
採取量
提出量
尿 : 10.0 mL
容器
保存方法
検査方法
遠沈鏡検(無染色)
基準範囲
実施料
27点
判断料
34点 (尿・糞便等検査判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
当該医療機関内で、検査を行った場合に算定。
検体安定性
臨床意義
尿を遠心すると尿中の有形成分が得られるので、これを顕微鏡で観察して種類や量を検査する。 有形成分には、腎、尿路中の細胞・腫瘍細胞、円柱・塩類、細菌、白血球、赤血球など様々で、1視野あたりの 量を1+,2+などと報告して、診断治療に用いられる。 尿の採取手技としては、尿の最初と最後を捨てて途中の中間尿を採取するのが一般的である。 最初の部分は尿路の汚れの影響を受けるためであり、逆にクラミジアなどの感染症検査では、初尿を検査する。
関連項目
pH 尿蛋白定性 尿糖定性 潜血