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HCV抗原(コア)
採取量
血液 : 3.0 mL
提出量
血清 : 0.8 mL
容器
保存方法
検査方法
CLIA
基準範囲
3.0 fmol/L 未満  (定量下限値)
実施料
108点
判断料
144点 (免疫学的検査判断料区分)
所要日数
3~5日
備考
保険請求の際は「HCVコア蛋白」とご記入下さい。
検体安定性
臨床意義
1989 年にC 型肝炎ウイルス(HCV)の遺伝子がクローニングされ報告された。この発現蛋白を基にした免疫学的診断法が登場し、 抗体検査法がスクリーニング検査として汎用されている。 その後、HCV 抗体検査は高性能のものに改良される一方で、より高感度な検査としてHCV-RNAを定量的に検出するRT-PCR 法が開発された。 しかし、操作が煩雑で多数検体処理が困難であることから、HCV コア蛋白の免疫学的測定法CLIAが開発された。 本検査は遺伝子検査と比べてもほぼ同等の検出感度が認められ、治療効果予測、経過観察に有用である。
関連項目
HCV抗体 3rd HCV抗体 2rd HCV群別(HCVグルーピング) HCV-RNA定量《TaqMan PCR法》 HCVサブタイプ系統解析