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間接ビリルビン(I-BIL)
採取量
血液 : 1.5 mL
提出量
血清 : 0.5 mL
容器
保存方法
検査方法
バナジン酸酸化法(計算法)
基準範囲
0.0 ~ 0.6 mg/dL
実施料
判断料
所要日数
1~2日
備考
直接・間接ビリルビンのご依頼の場合、保険請求は「総ビリルビン」、および「直接ビリルビン」と明記して下さい。
検体安定性
7日
臨床意義
血中ビリルビンは、赤血球崩壊のヘモグロビンに由来し、主として網内系でつくられ、 血中ではグルクロン酸抱合された直接ビリルビンと、非抱合の間接ビリルビンが存在する。 血中ビリルビンが増加して、皮膚や粘膜が黄染した状態を黄疸といい、 間接ビリルビンの上昇には溶血性貧血や無効造血のほか、 Crigler-Najjar 症候群などの体質性黄疸が報告されている。 主因はグルクロン酸抱合に関わるUDP-グルクロン酸転移酵素の遺伝子多型にあると考えられている。
関連項目
AST ALT 総ビリルビン(T-BIL) 直接ビリルビン(D-BIL) 尿中一般物質定性半定量検査 ビリルビン定性 HBs抗原 HCV抗体 3rd 赤血球数(RBC) 網状赤血球数 直接クームス試験 間接クームス試験 総胆汁酸(TBA) ハプトグロビン(Hp)