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TSH(甲状腺刺激ホルモン)
採取量
血液 : 1.5 mL
提出量
血清 : 0.5 mL
容器
保存方法
検査方法
CLEIA
基準範囲
0.54~4.26 μIU/mL
実施料
104点
判断料
144点 (生化学的検査(Ⅱ)判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
検体安定性
3ヶ月
臨床意義
TSH(甲状腺刺激ホルモン)は、下垂体前葉より分泌され、甲状腺ホルモンの分泌を調節している。 TSHの血中濃度は甲状腺機能の変化を敏感に反映するため、甲状腺に異常がある場合には第一に測定される。 TSH高値の場合は、原発性甲状腺機能低下症、TSH産生腫瘍、甲状腺ホルモン不応症などが疑われ、 TSH低値の場合は、二次性・三次性甲状腺機能低下症や原発性甲状腺機能亢進症が考えられる。 いずれも甲状腺ホルモン検査などと組み合わせて鑑別・診断される。
関連項目
総サイロキシン トリヨードサイロニン F-T4 F-T3 サイログロブリン 抗サイログロブリン抗体 抗TPO抗体 TSHレセプター抗体定量 TSH刺激性レセプター抗体