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サイログロブリン (Tg)
採取量
血液 : 1.5 mL
提出量
血清 : 0.5 mL
容器
保存方法
検査方法
CLEIA
基準範囲
2.00~31.00 ng/mL
実施料
133点
判断料
144点 (生化学的検査(Ⅱ)判断料区分)
所要日数
1~2日
備考
検体安定性
3ヶ月
臨床意義
サイログロブリン(thyroglobulin:Tg)は甲状腺ホルモンの生合成に関わる分子量約66万 の糖蛋白で、分子量33万の二つのサブユニットよりなる。 甲状腺濾胞の濾胞上皮細胞で合成され、0.5~1.0%のヨードと8~10%の糖成分を含む。 甲状腺機能の変化、甲状腺腫瘍、甲状腺の炎症などで増減し、甲状腺分化癌(乳頭癌、 濾胞癌)の術後の経過観察に有用である。
関連項目
総サイロキシン トリヨードサイロニン TSH F-T4 F-T3 抗サイログロブリン抗体 抗TPO抗体 TSHレセプター抗体定量 TSH刺激性レセプター抗体